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ねじねじ・・ねじ・・・♪

こんにちは。朔夜です。
昨日たくさんの雨が降って、今朝は窓を開けっぱなして寝てたら寒いくらいでした。

家の近所に古い石灯籠の史跡があって、市が管理している、と言っても
年に一度、草刈に来るだけで。
後は放置されたままの狭い野原があります。

そこには私を含め、近所の人々が、自分の家で植えられなくなった木や
増えすぎた花の苗やらを勝手に植えていくスペースがあって
15年ほど前に小さな苗木から植えられて育ったソメイヨシノが今は主になっています。

その桜の木が、「ちょっとこ〜い^^♪」と今朝、おいでおいでするので
5日ぶりに側まで行ってびっくり!!



これ、なんだかわかります?ちょっと小さすぎてわかりにくいんだけど。

ニワゼキショウやヒメジョオンに混じって、たくさんの ネジバナ が咲いていました。
あたり一面に咲いてたんですけど、1個体が小さいので
これ以上離れると、何がなんだか写らなくなっちゃう^^;
かなり小さいですが、これでもイッチョマエに小型のラン科の多年草で
ネジリバナ、ネジリンボウ、ネジレソウ、ネジリソウ。。。
モジズリ、など別名や呼び方がいろいろあるそうです。
小倉百人一首や古今集の
『みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに 
        みだれそめにし われならなくに 』
陸奥のしのぶもじずりの乱れ模様みたいに、
わいの心はめっちゃ乱れてんねん。
こんなになったんは、いったいだれのせいやと思ぅとる。
わいのせいやないで。みんなあんたがそないさしたんや。 (朔夜・関西弁訳)

という河原左大臣さんのうたに出てくる「もぢずり」というのはこの花のことだという
説がよくきかれますが、そうじゃないだろ、という説もあり。
陸奥の特産物に忍草の葉を布帛に摺りつけて、もじれ乱れたような模様を染め出した
「もぢずり」という織物があるらしいのですが、どうやらそれと混線して入る模様。

最初、この歌の・・と聞いた時には、へ〜そんな時代から咲いてたんかぁ!
と感動したんですけど、その頃から日本にあったかどうかは他に記録がないそうです。
これだけ変わった形と愛らしい花なんだから、咲いてたら目立つよねえ?




こんな風に、赤みの濃いのから白いの、中にはねじれてないものもありますし
そのねじれ方も左右どっちもあり。。。
あ^^;最下段の右側は同じ場所にたまたま咲いてた「リュウノヒゲ」の花ですが
向かって左側の写真はねじれてない白いネジバナです。
実はこの花、最近では「山野草」として売られたり乱獲されて減ってきてるのですが
ネジバナだけでの単独栽培や株分けによるクローン増殖が困難なために
人工的に増やすのはかなり難しいのだそうです。
というのも、ランの多くは「菌根」というものから栄養を吸収していて
「菌根菌」という菌が、他の植物から栄養分を分解してそれを菌根が吸い取る、
というわけで、他の栄養源として依存する植物とでないと増えないんだそうです。
うちにも10年来、白いカラーの鉢植えの中で共存していて花を咲かせるのがいますが
カラーを植えるために畑から掘ってきた土の中に、偶然紛れ込んでいたようです。
けれども、毎年たった一株から一本咲くだけで一向に増える様子がありません。
だから、どっかでたまたま見つけても、可愛いからって掘って帰らないでね?
おうちへ持ち帰って植えても、きっと来年は咲きませんから。

それにしても、毎年この広場へずっと通っているけど
ここにこれが咲いたのを見たのは初めてですし
この花がこんなにたくさん一面に広がって咲き乱れてる、
という風景を見たのも約30年ぶり・・・かも(歳がばれる?^^;)なんででしょね?


でもさー?最初百人一首でこの花を知った時はさー
長い黒髪の妖艶なお姫様が身をよじって恋人を待ち焦がれている・・・のかと思ったら。

元服したばかりの若い貴族のにーちゃんが、すれちがった美人姉妹に一目ぼれして
どっちかを釣り上げちゃろ、と贈った調子のいい歌だった、らしい。。。
(他にも諸説あり^^;)ヾ(=゜ ェ ゜=)ノ あはは〜♪


花言葉は 『思慕』だそうです。
| 朔夜の聞きかじり | 15:02 | comments(6) | trackbacks(0) |

恋し野の紫陽花園

初めまして。明良の相棒の朔夜と申します。どうかよろしくお願いします。
これから明良と一緒に、このブログでいろんな記事をUPさせていただきます。
子供の頃から植物大好きで、独学で園芸から植物学の入り口まで、
手当たり次第にがじがじがじ・・と齧りまくっています。
でも飲み込んで消化して栄養化しているかどうかは不明・・・なので
私の記事は「園芸書」や「植物学の手引き」にはなりません。悪しからず^^;


先日、家の近所にありながら、今まで訪れた事が無かったアジサイ園へ行ってきました。
某市の東の端っこにある、万葉集でも有名な土地で「恋し野の里」という
大層ロマンチックな名がつけられてますが、この恋しいは彼の事ではなく
藤原氏ゆかりの貴族のお姫様が白雪姫よろしく継母さまに虐められ、命を狙われたため
隠れ住んだ里で、亡き母や京の都を恋しがった、という意味なのです。

で、そこには市の観光協会によると、5千株のアジサイが植えられているそうな。
けど、あまりの身近さに行った事が無かったのですが、
この前たまたま近くまで行ったので
ついでに、と立ち寄ったものの、ピーカンの真昼間。。。^^;
アジサイはやはり、雨の日にしっとりと濡れている風情が綺麗ですね。
紫陽花園

綺麗に整備されているにもかかわらず、あちゃ〜;と思ったのは
「肥料を適当にやってんな〜;;」ってことでした。

アジサイの花の色は3つの要素で決まります。
1つは、そのアジサイが持っている個々の色を表す色素=補助色素
もう1つはどのアジサイにも含まれている色素=アントシアニン
最後は、これは外から吸収されるもので、アルミニウム なんです。

蕾の頃アジサイの花びらのように見えるガクの部分には葉緑素がつまっているので
見た目が淡い緑色です。
ガクが大きく開き、咲き進むにつれて葉緑素は分解され、
代わりに補助色素とアントシアニンができます。
この補助色素が赤系だとピンク色、青系だと水色、その中間だと紫、白だと白・・・
で、このアントシアニンさんてのが、
金属元素のアルミニウムさんに出会うと青が強く出るそうです。
アルミニウムは土中ではアルカリには溶けませんが、酸に会うと溶けだしてしまいます。
元々火山国の日本では酸性の土が多く、アルミニウムが溶けやすい状態にあります。
普通の植物にはアルミニウムは、成長に必要な燐酸の吸収を妨げるので毒になるのですが、アジサイさんはアルミニウムをなんと無毒化しちゃうんだそうです。

早い話が、元々青くなる性質の補助色素を持ったアジサイさんに
アルミニウムを吸わせればと〜ってもきれいな青になり、
元々赤くなる色素を持ったアジサイさんに吸わせれば・・・
色がくすんじゃう、ってことなんです。
反対に、赤い補助色素を持ったアジサイさんは、アルカリ性の土が好きです。
なぜかと言うと、アルミニウムはアルカリ性の土では溶けにくいからです。
もひとつややこしい事を言うと、青い花へいくらアルミニウムを与えても
土がアルカリ性だったら溶けださないのできれいな青は出ない、っつーわけです。

なので、普通の園芸では「酸性の土だと青い花、アルカリ性だと赤い花が咲く」
って、簡単に言うんですけども。。。
いくら土が酸性でも、中にアルミニウムが入ってなきゃ青くなりませんし
元々の性質の色素を無視して、青くしよう、赤くしよう、っつっても無理ですけどね。
あ、土を手っ取り早くアルカリ化しようと思えば園芸用の石灰を撒くといいんです。
ついでに言うと、
マメ科のスイートピーなんかは窒素たっぷりのアルカリ土が大好きです。

んでっ、早い話が。。。広すぎて、土のPHまでは細かい管理が出来ないんでしょうね。
全体的に色がぼやけてくすんだ花がいっぱい咲いてて、もったいないなあと思いました。
ところどころに、見事な青やピンクの花が混じってましたけど、
これは偶然土のPHと株の性質とが合ってたのでしょうね。

で、朔夜の子供の頃に実家の近所で見かけた花はほとんどが青系でした。
だから、アジサイの花は青いものだって、かたつむりとセットで思い込んでいました。
でも、今住んでいるのは同じ市内なのに、どの家のもほとんどがピンク系なんです。
アジサイ

これは近所で見かけたきれいな花たちです。
が、この下から2段目の2枚のガクアジサイは、実は元はうちにあったものなんですが、
あんまり綺麗な濃い青色をしてたので、と近所の人が挿し木して・・・地面へ植えたら。
・・・やはりこの辺はアルカリ土壌なのか、アルミニウムが足りなかったのか?・・・
とにかく驚くべき事に、半径1km以内で真っ青な花にはお目にかかれませんでした。
(実際に車で走ってみました^^;)

でね、時々元は1株なのに色の違う花が咲いてるっての、ありますよね。
このうちから養子に出たというガクアジサイもよく見れば、そうなんですが。
あれは、土中に溶けているアルミニウムの分布がまだらだったり
アジサイの根の1本1本の太さや吸収能力の違いで
アルミニウムの吸収率が違うことから出るそうです。

最後に・・・
特にアルミニウムや酸性化肥料を撒いた覚えがないのに、
今までピンク系だったはずの花が紫や青っぽくなったり
薄水色だったのが見事な青になった、って時はご用心、なんですって。
最近、中国大陸からのスモッグや黄砂で大騒ぎになっていますが
地球全体に大気汚染からくる酸性雨が降っているんですよね。
酸性雨は土にしみ込んでアルミニウムを溶かし・・・もう、おわかりですね^^

 **紫陽花の花言葉は 「移り気」「忍耐強い愛情(青)」**
| 朔夜の聞きかじり | 14:31 | comments(4) | trackbacks(1) |